足の形は下の図の様に、前後方向と左右方向にアーチが組み合わさった様な形をしています。このアーチがクッションの役割を果たし、膝や足首に掛かる衝撃を緩和します。
足の形が歪むとアーチが上手に機能しなくなります。その為、歩いたり走ったりする時に掛かる衝撃を緩和することができず、膝や足首にダイレクトに衝撃が伝わってしまいます。
足は建物に例えると基礎の部分に相当します。基礎が歪んでしまうと、建物は傾いてしまいます。同様に足の形が歪むと膝には「傾こうとする力」が発生してしまいます。そのままの状態であれば体は倒れてしまいますが、人間は本能的な平衡感覚で意識せずとも直立を保つことができます。しかし、その事で膝には「ねじれるような力」が加わり、変形を助長してしまいます。
骨盤が歪んでいる場合も膝には「ねじれるような力」が掛かります。