正式には「外傷性頸部症候群」もしくは「頚椎ねんざ」と呼ばれます。
頭部が前後に大きく揺れて、頭から首・背中にかけてムチのような衝撃を受けることで発生することから、一般的には「むちうち症」「むちうち損傷」などと呼ばれています。
むちうち症は「急性期」と「慢性期」とに分ける事ができますが、対処法が大きく異なります。
急性期に取るべき行動・慢性期に取るべき行動を取り違えると症状が増悪してしまうことがあり、この事が「例え軽度のむちうち症であっても完治が難しい」と勘違いされてしまう要因だと言われています。
また、急性期と慢性期の間に潜伏期がある場合があります。
患者さんの感覚としては、
「一度治ったはずなのに再発してしまった」
と感じられる事もあります。
これらのことから、自己判断は極力避ける事が望ましいとされています。
- 首の痛み
- 頚部の強い運動制限(可動域制限)
- 頭痛
- 耳鳴り
- 吐気
- 肩こり
- めまい
- 眼精疲労
- 流涙
- 背部(肩甲骨周囲)の痛み
- 腕の痺れ・痛み
- 自律神経障害 etc