「下痢と便秘を繰り返す」「長期間下痢や便秘が続く」「常に下腹が張っている」
検査をしても胃腸に炎症や潰瘍は見つからない。そんな症状でお悩みの方。過敏性腸症候群(IBS)をご存じですか?
過敏性腸症候群(IBS)とは検査を行っても目視できる異常が認められないにもかかわらず「腹痛」「便通異常」「下腹の張り」といった消化器症状がでる病気を指します。
命にかかわるような病気ではありませんが、生活の質は顕著に低下します。
最近3カ月の間に、一カ月当たり3日以上にわたって腹痛や不快感が発生すること、排便によって症状が和らぐことが特徴として挙げられます。
上記の事に加え、症状が出ている時の排便回数と便の形状が通常時と明確に異なった場合は、過敏性腸症候群かもしれないと疑ってみた方がいいかもしれません。
*腸壁に発生した炎症が治りきっていない時に下痢と腹痛が続いてしまうという説もあります。
- 下痢(特に午前中に多い様です)
- 便秘
- 異常にガスが出る
- 下腹の張り、痛み
- 下痢と便秘を繰り返す
- 大便の代わりに粘液が出る