◎誘導作用
患部もしくは患部から離れた場所に施術を行い患部の循環に影響を及ぼし、血液、リンパ、発痛物質、疲労物質などを誘導・調整することをいいます。
1.患部誘導作用
局所の循環障害に対して直接患部に施術し循環を促進させて他の健康な部分から血液・リンパなどを誘導することをいいます。
患部は損傷していることが多く脆弱であるため、施術強度には注意が必要です。
2.健部誘導作用
患部に炎症があり直接の施術が困難な場合、その部位の周囲に施術し血流を促進させることで発痛物質の除去、患部組織回復、免疫力を活性化させることを目的とした手技です。
◎反射作用
患部から離れた場所に施術し、神経の反射機転(ツボ押しの様なものとお考えください)を介して患部の機能を改善させます。
通常誘導作用と組み合わせて用いることで相乗効果が見込めます。