◎鎮痛作用
痛みのある局所に施術する事で患部の血液循環を促進させ、患部に蓄積している発痛物質を除去する事で痛みを鎮めます。また、神経に特定の刺激を送る事で痛みの伝達経路を一時的に遮断し痛みを鎮める事もあります。
実戦的な施術においては患部に直接刺激を与えることが難しいケースが少なくないため、後述する誘導作用、反射作用と連動させて施術する場合がほとんどです。
◎防御作用
人間は長期間過剰なストレスを受けると免疫機能が低下します。防御作用とは、施術を行う事でストレスを解消し免疫機能を高めることをいいます。鎮静作用と組み合わせることで、より効果を発揮します。
上記のことからマッサージの施術ではリラクゼーション効果を狙った施術法が多く考案されてきました。