献体制度といもうもをご存じでしょうか?
献体制度とは死後自分の遺体を解剖、分析してもらい医学の発展に貢献する制度の事です。献体された御遺体の椎間板がヘルニア状態になっている例が数多く存在します。しかし、生前の病歴を見てもヘルニアどころか腰痛とも記入されていない事があります。
つまり、椎間板ヘルニアになっても、必ずしも辛い症状が出るとは限らないという事です。椎間板ヘルニアによる腰痛やシビレは、はみ出た椎間板が神経などを圧迫して初めて出現します。
治療と名の付くものであれば完全な回復(椎間板が元通りになる)が当然のごとく第一の目標です。しかし、生活の質を著しく低下させる痛みやシビレを取り除く事が出来れば、日々の生活は快適なものとなります。もし医療機関等で完全回復が望めないと診断されている方がいらっしゃいましたら、まずは痛みやシビレの除去を目的とされてはいかがでしょうか。