
O脚・X脚の治療を望む方の中には「見た目が悪いから」など外見を気にする方が多くいらっしゃいます。反面、見た目さえ気にならなければ放置してしまう傾向にあります。重篤なO脚・X脚は膝関節や腰に過度の負担が掛かり腰痛や変形性膝関節症などのリスク要因となります。

O脚とは両足を揃えて立った時に両膝が離れてしまう脚の事を指します。足がアルファベットの「O」の字の様に見えるためO脚と呼ばれます。内反膝とも呼びます。

X脚とは両足をそろえて立った時に膝から下が外側に開いてしまう脚の事を指します。脚がアルファベットの「X」の字の様に見えるためX脚と呼ばれます。外反膝とも呼びます。

赤ちゃんのO脚(X脚)について
赤ちゃんはO脚であることが普通で医師会の統計では90%が自然に矯正されていきます。原因は関節のゆるみであるとの主張がありますが、明確なものではありません。成長過程でX脚になることもありますが7歳頃には自然に改善するのがほとんどです。
*2歳以下で両膝の間に5cm以上隙間があったり、左右の膝の角度が違うO脚であればブラウント病と呼ばれる真性のO脚である可能性があります。また、くる病が原因でO脚・X脚になる場合もあります。